開催趣旨

 人口減少社会に突入し、グローバル化の荒波に揉まれながら新たな価値の創造が求められている我が国において、将来を担う人材育成に寄与する教育手法の確立は喫緊の課題です。中央教育審議会も「課題の発見と解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習の充実」を提唱しており、自ら発見した課題に対し、論理的コミュニケーション能力を通じて他者と力を合わせて解決を目指す能力を伸ばす教育の重要性が一層高まってくることは疑う余地のないところでしょう。  
 こうした機運を受け、小学生の持つ豊かな発想力や表現力を発揮する場として立ち上げたのが「全国小学生グループプレゼンテーション大会プレ大会」です。2016年12月に開催したプレ大会においても、参加した小学生の意欲的な姿勢や伸び伸びとした発表、さらには一日の学びで広がっていく視野や気づきの多さに主催者としても深く感激し、確かな手応えを感じました。いよいよ2017年、記念すべき第1回大会を開催することで、学びの持つ根源的な喜びや社会的な意義を、参加者のみならず社会全体に広めていきたいと心から願う次第でございます。また同時に、国際社会の原動力となるような意欲溢れる若人を、数多く輩出していけるような大会に育てていければとも考えております。  
 是非とも当大会を通じて、混迷の社会を切り拓く、明日の教育を共に創り出す同志として御縁がいただければと願ってやみません。多くの皆様の御参加を心よりお待ち致しております。

全国小学生グループプレゼンテーション大会とは?

模造紙を使ったプレゼンテーションで競う

 誰もが簡単に取り組めるような、模造紙と付箋を使ったプレゼンテーションシートを元に、質疑応答も加味したグループプレゼンテーションを行うことで、論題に対する提案力を競っていただく大会です。

対象は小学校高学年

 学校や地域単位で小学生の参加を広く参加者を募り、4名1組でチームとします。全員の参加を重んじ、プレゼンテーションでも、必ずチーム4名が一度は発言する時間を設けることとします。

ICT教育の要素も

 プレゼンテーションにタブレットを活用することで、ICT教育の要素も取り入れております。

期待される効用

子ども達の精神的成長

 見ず知らずの多くの大人の前で発表する経験は、いかなる場でも自分の力を発揮していくのに必要な精神力の涵養に繋がります。また、日頃接している先生方とは異なる、他分野の社会人や学識経験者とプレゼンテーションを通じて向き合うことにより、この社会に生きていく一人の人間としての自覚や自尊心の芽生えが期待されます。

「アクティブ・ラーニング」に取り組む姿勢がアピールできる

 これからの教育の柱の一つとして注目を集める「アクティブ・ラーニング」に積極的に取り組む姿勢を内外にアピールする場として、当大会を御活用いただけます。大会公式サイトを立ち上げ、大会の様子は勿論のこと、貴校の「アクティブ・ラーニング」に関する活動ぶりを御紹介することも視野に入れております。

大会の概要

2017年11月19日に第1回大会を開催

 第1回大会を、2017年11月19日(日)、宝仙学園高等学校共学部 理数インター(東京都中野区)にて開催致します。

午前は模造紙に自分たちの提案をまとめる

 午前は、チーム全体で議論をしながら、現状の問題点、具体的な方策、必要な物資、提案のセールスポイントを、模造紙に決められた色の付箋で張っていきます。そして最後に、カラーペンで、見やすいようにグループ化したり、装飾したりして、プレゼンテーションシートを完成させます。

午後は対戦型のプレゼンテーションで審査

 午後は、模造紙と付箋を使ったプレゼンテーションシートを掲示し、プレゼンテーションと質疑応答を行います。審判は、プレゼンテーションシート、プレゼンテーション、質疑応答の合計点で審査し、点数上位のチームを勝利と致します。

論題は小学生に身近で社会的なものを

 プレゼンテーションのテーマとなる論題は、小学生にとって身近で、ある程度社会的意義が認められるものの中から一つを選定致します。

<プレ大会のテーマ>
 「国民の祝日をあと1日増やすとしたら、いつ、何という祝日を作り、その日に何をしますか。ただし、有名な日なのに祝日になっていない日以外で、自分たちが自由に考えた日とします。」

引率の先生方の負担を減らす一日完結型

 引率の先生方の負担を軽減するため、論題は当日発表し、午前中に模造紙と付箋を使ったプレゼンテーションシートを完成させた上で、午後にプレゼンテーションを行う一日完結型の大会と致します。