ロジニケーション・ジャパンカップ開催ルール

 

 ルールは、全国中学・高校ディベート選手権ルール及びディベート甲子園ガイドラインを基本とし、当大会独自のルールを付加する。

 

<主な独自ルール>

・大会は個人参加とし、最低限のディベートのルールを理解し、ディベートの試合を経験したことのある中学三年生から高校三年生までであれば誰でも参加可能とする。ただし、申し込みは学校単位で行い、各校引率を最低1名必要とする。引率は学校教員か最低限のディベートのルールを理解している成人とする。

・参加費は1人あたり500円とする。優勝チームには選手全員に優勝カップを、参加者全員に参加記念品を贈呈する。

・チームは、同じ学校の選手が同じチームにならないよう配慮した形で、当日抽選の上決定する。

 

・論題は当日発表し、午前にチームで試合の準備を行う。

 

・選手名は大会会場内で読み上げられる他、その活躍がwebを通して広報される場合がある。また、主催者や、主催者の認めるその他団体により、大会会場内の動画または写真が中継、録画、インターネットでの動画配信、その他の媒体で紹介されることがある。

 

・試合は、授業での導入を意識した短縮フォーマットで行うこととする。

肯定側立論                 3                準備時間          1

否定側質疑                 1.5             準備時間          1

否定側立論                 3                準備時間          1

肯定側質疑                 1.5             準備時間          1

否定側第1反駁          2                準備時間          1

肯定側第1反駁          2                準備時間          1

否定側第2反駁          2                準備時間          1

肯定側第2反駁          2

計               24

 

・参加人数は審判の数(最低4名)によるが、第1回は8チーム32名を目安としたい。

8チーム(16名〜32名)>

予選は4チームリーグを2つ作り、肯定・否定1試合ずつ3試合。決勝は各リーグ1位が戦い、優勝を決定。

 

・否定側は現状維持の立場とし、肯定側は付帯事項で定められた内容以外のプランを追加することを禁止する。

 

・試合中の資料は、立論及び第一反駁でそれぞれ1点の使用を許可する。なお、引用中断という形で一つの資料を分割して使用することは認めない。使用した資料は、試合終了後審判に報告し不正引用がないか審判が確認する。

 

・ある事柄が広く一般的に知られているものであるとして例示・主張された場合は、審判はその内容に加えてそれが広く一般的に知られているものであるかどうかを含めて議論を評価する。

 

・審判は判定結果及び理由を10分以内で判定講評シートに記入した上で講評する。判定講評シートは閉会式の際に配布する。

 

・本大会における予選は、以下の基準の順序にしたがって順位を決めるものとする。

1基準 勝ち数の多いチームの順位が上となる。

2基準 勝ち数が同じ場合、得票数の多いチームの順位が上となる。

3基準 勝ち数・得票数が同じ場合、コミュニケーション点の合計が高いチームの順位が上となる。

4基準 勝ち数・得票数・コミュニケーション点の合計が同じ場合、直接対戦した試合の勝者の順位が上となる。

 

・本大会において決勝戦に進めなかったチームの選手は、決勝戦の副審を担当する。選手間投票全員の結果を、正規審査員の1票として数える。